【セルフリーディング】このブログは今後どういうテーマを扱っていくといいか?
更新していなかったこの1年半の間に、占星術や易など他の占いを学んでいた。
占いは誰でも身に着けることができるし、使えるものは全て使った方が生きやすくなると感じる。
また、セルフリーディングにはセルフリーディングのコツがあると思う。
というわけで、このブログは、基本的にモデルとして使えるセルフリーディング例を載せていくのが良いと思っている。
それか、セルフリーディングに関してのコツや、セルフリーディング中の気付きを発信していこうと思う。
このブログは今後どういうテーマを扱っていくといいか?
以上をそれを踏まえた上で、どういうテーマが適しているのかタロットに聞いてみる。
ウェイトタロットの結果:悪魔(正位置)
まず大アルカナであるから、細かな行動についてではなく、魂の成長について書くといいということだろう。
悪魔のカードは15番目。魂の道のりとしては後半だ。山羊座のカード。
欲望、魂が囚われていること、囚われて停止していること…などだろうか。
一つ前にあるカードは14番目の節制。流れとしては、周囲と穏やかに接していこうという調和の状態から抜け、己の欲望を持って走り出すということ。
一つ後のカードは塔。悪魔のカードで欲望が行き過ぎ、囚われて停止してしまったあとは、いったん価値観が壊されるという流れになる。
つまり悪魔のカードは、己の欲望を持った地点から、それが囚われとなって停止するまでの間を意味している。
ここをテーマにするということはどういうことか。
「自分が何をしたいと思っているか」「何に魅力や誘惑を感じ囚われているか」というテーマが一つだろうか。
悪魔には羽がついているが、この羽は灰色だ。中間地点やあいまいさを表す。ということは、欲望を持ちつつまだ飛んでいない。だからといって飛べないわけではない。
崩壊の前のきっかけとなるようなもの。原動力の部分。
そういったところだろうか。
悪魔のカードを恋人のカードの進化系とするなら、ここでいう原動力はおそらく安全な楽園を出たからこそ生まれた欲望なのだろう。
トートタロットの結果:ソードの10(破滅)
トートタロットでいう10は警告であり、「間違いへの第一歩」を表すカードだと言われている。
10は宇宙の力から一番遠く、奇妙な理論が跋扈するマルクトに属している。要するに現実世界・物質世界・俗世間のことだ。
ソードの10はいわばソード(思考・知性)が行きつく先と言える。知性の破滅である。
作者曰く、これは「政治家が学ぶべき教訓」だと言っている。長い間戦い続けた結果、すべてが破壊されてしまった状況だ。
ただし、これは太陽のカードでもあるため、希望が無いわけではないとのこと。状態が悪くなりすぎると人々は立ち上がろうとするし、政府が無くなったあとも農民が残っている。
完全に無に返ったわけではない。スモールカードであるところからも、人間の所業の一つにすぎない。
心臓部である双子座の太陽に触れた上部からの剣は、ことごとく折れている。この双子座の太陽は、易で言えば「沢天夬」を表すそうだ。
「沢天夬」は、「卑しい者や欲望に溺れた者達を押し切り、切り離すこと」や「無能な者・邪魔者を追放して、もっと良い政府にしようとする浄化作用」などを表す。
これをテーマにするということはどういうことか。
マルクトの世界で思考や知性が行き過ぎると、いわゆる「変な理論」や「思い込み」が発生するのではないだろうか。
結果、論争ばかり長引き、にっちもさっちもいかず、破壊にまっしぐらである。
それをどうにかするには、卑しい欲望や邪魔となっている思考を切り離さなければならない。そうして初めて復興に持ち込めるということだろう。
まとめると?
「囚われ」「カルマ」「思い込み」あたりをテーマにして、セルフリーディング記事を書くと良さそうな気がする。
それらは最終的に壊すしかないのだが、何を壊せばいいか・これから何が壊れていくのか、先に知っておくことは有用だ。
ちなみに本家の易では「風山漸(三爻)」を得た。
風山漸には、「正式な順序を踏んで進む」という意味がある。特に三爻は「不正な誘惑に負けないよう、きちんと砦を作って防ぐべき」という忠告を示す。
悪魔やソードの10と重なる部分がある。
どの結果も、視野を広く持ち、きちんと自戒・自省することが必要となる。
ちょうどセルフリーディングの得意とするところだと思うので、意識していこうと思う。