トートタロットのアドバイス部分に悪品位が来た場合の雑談
トートタロット、15枚リーディングの時、アドバイスに当たる部分に悪品位および意味自体が悪いカードが来ると解釈が難しい。
その場合は「そうなることを避けろ・気を付けろ」なのか、「そういうところがあることを自覚せよ(心の状態を言っているだけ)」なのか。
アドバイスというよりは「心の状態(自分ができること)」として見たほうがいいのかもしれない。
このあたりはスプレッド展開前にきっぱり決めておくべきかも。
例えば無益(ソード7)や破滅(ソード10)がアドバイスとして来た場合とても困る。
「その行動は無意味だと知れ」ではあまりにひどいと感じるし、違う気がするのだが(この判断はエゴになってしまうだろうか?)。
破滅の方は、「一旦強制的に終わらせる」のほか、「ここまで来たら落ちるだけ落ち切って見せろ」という意味な気もする。
そもそも、アドバイスを欲していない人や本気で進もうとしていない人に対しこういう「読みづらい」カードが来るような気がしないでもない。
ここが「アドバイス」を旨とするオラクルカードと違うなあという感じ。タロットはアドバイスというより「可能性の提示」であり、「自分の鏡」であり、単純な呼びかけな気がする。
A案とB案があって、A案が嫌ならB案に行くための方法を提示する、と言ったところ。励ましやアドバイスというより、方法や心構えの提示。
あと、タロット占いの補佐にオラクルカードを使うこともあるが、逆に意味がぼんやりすることがある。落差が激しい。
とにかくポジティブな励ましやアドバイス、優しい言葉が欲しい人はオラクルカード、はっきり言って欲しい場合や現状をきちんと理解したい場合はタロットだなあ。
オラクルカードの補佐にタロットは使えるけど、タロットの補佐にオラクルカードは使いづらいかもしれない。
それから、トートタロットについては柔らかめの解説書と、ガチめの解説書を一冊ずつ持っているが、一つのリーディングにつきどちらか一方を使う方がよさそう。両方混ぜると意味が混乱することがある。