オラクルカード・セルフリーディング日記

毎日オラクルカードやタロットカードを引いてセルフリーディングをし続ける日記。

オラクルカードは危ないのか?自分で決断を下すなら危険性はない

ラクルカードは危ないのか?その理由は?

「オラクルカードは危ない」という人がいる。

曰く、オラクルカードはチャネリングという分野だから、軽率に使って低級霊にチャネリングしてしまうと危険だということらしい。

 

「オラクルカードは人の可能性を閉じてしまうから危ない」という人もいる。物事の解釈がオラクルカードの作者に寄ったり、安易にYES/NOで答えを得ようとしたりするからだ。

結果、洗脳されたり、自分で考える力を奪われたりしてしまう危険性がある、ということらしい。

特にセルフリーディングではその傾向が強いのだとか。

 

ラクルカード自体が危ないわけではなく個人の問題

私から言わせてもらえば、それは個人の使い方の問題であって、ラクルカード自体が危ないということではない。

言ってしまえば、ラクルカードは単なる紙であり、絵である。そこに意味だの気配だの霊的人格だのを見出すのは私たちの方である。

 

確かに、オラクルカードには説明書がある。意味は全部載っている。けれど、説明を鵜呑みにするか、自分なりに解釈して生活に使うか、という点は個人の問題である。

 

「オラクルカードは物事の解釈が作者によって洗脳されてしまうから危ない」というのもおかしい。それは本でも同じことだ。

本にも、作者の考えや思いが込められている。それに「洗脳」されるかされないかは、読む人による。

 

「ハサミは切れるから危険だ」と言っているようなものだ。単なる道具の使い方の問題じゃないか。ラクルカードが危ないのだとしたら、それは使い方がよろしくないだけだ。

 

疑問を感じるのはオラクルカードが不要になったから

もし、オラクルカードに疑問を感じたのなら、それはその人にとって、ラクルカードによる占いが必要なくなったからだ。

「オラクルカード自体が悪いものだから」ではない。要らなくなったのだ。

そもそも、自分の力で物事を決めて、自信を持って行動できる人にオラクルカードは必要ない。

 

それができる人は、オラクルカードに選択についてのアドバイスや後ろ盾をもらう必要がない。自分の考えがあれば、作者の考えに引きずられることもない。

ラクルカードに色々と言われること自体、窮屈に感じる人もいるかもしれない。最初は必要でも、だんだんとそう自分が変わっていくことも十分ありえる。

 

ラクルカードが必要な人とは? 

ラクルカードを必要とする人は、元々優柔不断だったり、選択の前で立ち止まってしまったり、考えすぎたりする傾向があるのだと思う。私もそうだ。

そのパターンを崩すために、自己カウンセリング的にオラクルカードを使っている分には、セルフリーディングは有用だと思う。

 

実際、選択肢が間違っていようが正しかろうが、迷っているのなら「一度決めてしまう」というのは、行動のための最善手である。

行動を起こす理由になるのならば、オラクルカードやサイコロに決めてもらったっていいじゃないか。選ぶ勇気をもらえるのならなんだっていいじゃないか。

 

確かに、YES/NOで決めるオラクルカードに関しては、落とし穴があることも事実だ。オラクルカードに言われた「NO」を行動を辞める口実にしてしまうのは、あまり健全な使い方とは言えないだろう。そちらに関しては前日のエントリーで語った。

 

ikuse-ryo.hateblo.jp

 

ラクルカードを参考にして決断を下すのは自分

チャネリングやスピリチュアルを学ぶ身として、私は異端かもしれない。

 

なにせ、タロットカードもオラクルカードも、私はただの紙や道具だと思っている。哲学的な考え方の載った紙。霊すらいない。ソレがいるとしたら、自分の脳内にしか存在しない。

ラクルカードでセルフリーディングをするのは、一人でやるブレーンストーミングのようなもの。脳内の友人に相談するようなもの。

 

「彼ら」は、現実の友人と同じく、それぞれに考え方を持っている。それぞれ言うことも違う。ラクルカードという「友人」の意見をまとめるのは自分であるし、それを元に決定を下すのは自分である。

 

それを忘れずにいれば、大丈夫。オラクルカードは決して危険ではない。あくまで彼らはアドバイス係であって、決断や考えを縛りつけるものではないのだから。