オラクルカードやタロットカードのスリーカードの解釈・リーディング方法
なぜかこのブログ、スリーカードの記事が一番アクセスされているようだ。
せっかくなので、今日はスリーカードの解釈について考える回にする。
目次
オラクルカードやタロットカードにおける「スリーカード」とは？
スリーカードとは、タロットカードやオラクルカードの並べ方の一つである。その名の通り、3枚のカードを引いてリーディングする。
このブログでは、主にオラクルカードのセルフリーディングをしているが、その中でもスリーカードはよく使うスプレッド（並べ方）の一つだ。
スリーカードでリーディングしている記事の中では、下の記事がわかりやすいだろう。
このリーディング記事では、「ボトム」という山札の一番下のカードも入れているが、基本的には「過去・現在・未来」を3枚で見ている。
スリーカードは過去・現在・未来の解釈がポピュラー
スリーカードで最もポピュラーなリーディング方法は、「過去・現在・未来」と読む方法である。横に3枚並べたカードの左から一枚ずつ、「過去に起きたこと・現在起きていること・未来に起こること」として解釈し、リーディングしていく方法だ。
このスリーカードの解釈で大事なのは、単純に「過去にはこういうことが起きた」「現在ではこうなった」「未来にはこうなる」と読まないことである。
確かに、そういう予想としての解釈の側面もあるが、過去には「現在の問題の原因」、現在には「今とるべき行動」、未来には「未来に備えたアドバイス」が含まれることを忘れてはならない。
スリーカードで行う過去・現在・未来のリーディングの例
①過去：フローライト
ありのままの自分を受け入れる。本当の自分を周囲に見せる。
②現在：スモーキークォーツ
ネガティブ思考の浄化。ネガティブなことに目を向けないように。休む、寝る。
③未来：カルサイト
これから忙しくなる。色々なことをする。忙しさによるストレスの傾向。管理を怠らない。健康に注意。
のような形で読んだ。これを先ほどの注意を踏まえて解釈すると以下のようになる。
①過去には「ありのままの自分を受け入れる」とある。ここから、現在の問題につながる原因の一つに「ありのままの自分を受け入れて、それを人に見せるようにした」ことがあるとわかる。
②現在には「ネガティブ思考の浄化」とある。ここから、今とるべき行動として「ネガティブな思考をしないように、早めに休んだり寝たりする」ことが推奨されていることがわかる。
③未来には「これから忙しくなる」とある。ここから、未来に備えたアドバイスとして「今からこの忙しさに備えておく・スケジュールの管理方法を考える・健康に気を付ける」などの行動が良いと言われていることがわかる。
これらの解釈をまとめると、
「ありのままの自分を受け入れて、それを周囲に見せるようにした結果、自分の中で『これで本当に大丈夫だろうか？』というネガティブな気持ちが生まれてしまった。このネガティブな気持ちを取り去るためには、早めに休んだり寝たりして、浄化するとよい。そのうち忙しくなるから、それまでに健康に気を付けて備えておこう」
というリーディングになるわけだ。
解釈例ではオラクルカードのリーディングを用いたが、タロットカードの占いでも大差はない。
スリーカードの解釈は自由に決めていい
別にスリーカードは「過去・現在・未来」という解釈に限定しなくても良い。「過去・現在・未来」でリーディングする解釈方法は、あくまで一例である。
例えば、左から順に「心のブロック・今すべき行動・アドバイス」としたり、一ヶ月のリーディングなら「上旬・中旬・下旬」としたり、恋愛なら「自分の気持ち・二人の関係・相手の気持ち」としたりなど、意味の持たせ方や解釈方法は自分で好きに決めていい。
ただし、解釈方法はカードを引く前に決めるようにしよう。
例えば、最初から「左に置くカードは課題、中央のカードは行動、右のカードはアドバイス」という風に、決めてから引く。決めたあとは、そのカードのリーディングが終わるまで、解釈を変えないことが大事だ。
解釈を途中で変えてしまうと、自分の好きなように意味を加えて読んでしまいがちだ。リーディングがぶれてしまう原因になるので、気を付けたい。
オラクルカードは直感で読むものだ。人によってはまた違うリーディング方法をしている人もいるだろう。
これらは、あくまで私はそうしている、という参考として受け止めてもらえればと思う。
スリーカードの解釈・リーディングの参考にしている本
スリーカードの解釈やリーディングに関しては、ライトワークスから出版されている『読めるオラクルカード』という本が、大変重宝しているので紹介する。
リンク
この本は、「オラクルカードを読む上で、基礎的なことはわかっているが、疑問点が湧きつまずいてしまった」という人にお勧めだ。
何度も出るカードの意味や、ジャンプカードの意味も載っている。ガイドブックに頼らず直感で読む方法などは参考になった。
リーディングの練習問題となるエクササイズのページも実践していけば、力もつく。もちろん、スリーカードの練習問題も載っている。
Amazonのレビューが詳細に書かれているので、どんな本か知りたければそちらも合わせて読むといい。
上弦の月のリーディングを前にしたが、月のスプレッドもこの本からとっている。
いくら自分の直感を頼りにして読むものとはいえ、行き詰った時には、このような本や他人に頼るのも一考だと思う。
